日光には滝が多いことから、「日光四十七滝」とか「七十二滝」という言い方が残っている。「日光三名瀑」と呼ばれるのは華厳ノ滝、裏見ノ滝、霧降ノ滝以外にも、湯滝や竜頭ノ滝もこれらと甲乙つけがたい。また、規模は小さいながらも姿の美しい滝が、あちこちに点在している。ちなみに、華厳ノ滝は「日本の三大名瀑」にも数えられている。



中禅寺湖は、男体山の噴火によって生まれたせき止め湖で、周囲が約25キロある。規模の大きい自然湖の中で、日本一の高さを誇る。中禅寺湖にはもともと魚がすんでいなかったが、明治時代になって次々と魚が放流され、いまでは日本有数の釣り場となっています。さらに、ここで育ったヒメマス、ニジマスなどの卵や稚魚は、全国の養殖場や河川湖沼にも供給されています。 さまざまな伝説に彩られた湖の周囲には、日光二荒山神社中宮祠、日光山中禅寺を中心に中禅寺温泉、キャンプ場、外国大使館別荘などがあります。また、日光二荒山神社中宮祠は男体山の登拝口になっている。そして、湖を運航す中禅寺湖機船、湖を散策するハイキングコースも楽しめる。
 



湯ノ湖は、奥日光のいちばん奥(北)に位置し、湖の北側には源泉を持つ湯元温泉街が広がる。 湯元温泉の歴史は、1200年前に勝道上人がここに温泉を発見したことに始まり、温泉神社や温泉寺が、いまもその名残をとどめています。この昔ながらの温泉地としての顔に加えて、現在ではスキー場やキャンプ場が開設され、総合的なレジャー地として生まれ変わっています。 その一方で、湯元温泉は湯ノ湖を中心に自然に触れ合う絶好の場所となっている。湯ノ湖の周囲は約3キロで、一時間余りで一周できるハイキングコースがあります。湯ノ湖は、中禅寺湖や湯川とともに、人気の高い釣りスポットにもなっています。また、湯元温泉は前白根山、金精山への登山口でもある。
 



約2200万年前に噴火した海底火山から流出した溶岩が、鬼怒川の浸食によって造りあげた岩の彫刻。藤原町きっての景勝地竜王峡は昭和25年(1950年)、毎日新聞社主催の「日光観光地百選」渓谷の部第5位に選ばれたこともあります。多様な形の岩を配した青い流れに沿って自然遊歩道が続き、むささび橋付近には、奇岩怪石の大展望を背景にして堀口大学の詩碑が建っています。また虹見の滝の崖上の社には弁天沼伝説にまつわる龍神像が祀られています。
日光市は日光連山の麓に位置し、山々には濃い緑が広がり、市中を大小の河川・水路が流れ、扇状地としての恵まれた地形は豊かな水を私たちに供給してくれます。
 
湧水・霊水 地図で見る日光の銘水

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